こんにちは。

肉匠はなふさです。今回は「鳥取和牛オレイン55」ご紹介です。

ギリシャ神話やエジプト神話など、世界各地の神話に登場するオリーブ。身を絞ってとれる、オリーブオイ

ルは、人類が手に入れた最初の油の一つと考えられています。古代から特別な脂として扱われ、ユダヤ教や

キリスト教など、多くの宗教で聖油とされてきました。

江戸時代から和牛の産地として名を馳せている鳥取。鳥取系と呼ばれる血統は、オリーブオイルの主成分

であるオレイン酸が多いことで知られています。オレイン酸は牛肉の口溶けに関係していると言われてお

り、鳥取和牛の中からオレイン酸を55％以上含んでいる牛肉を「鳥取和牛オレイン55」としてブランド化

しています。

「鳥取和牛オレイン55」のもう一つの基準は、1966年に行われた「第1回全国和牛能力共進会」肉牛の部

で1等賞に輝いた名牛「気高（けたか）」号の血統を引き継ぐこと。気高号の子孫が日本各地のブランド

和牛のルーツの一つとなっており、血統を強く引き継ぐほど、オレイン酸含有量が高くなる傾向にある

ことがわかっています。

鳥取和牛の出荷頭数は全国の0.7％。「鳥取和牛オレイン55」は脂肪の質にこだわり、年間約2,100頭出荷

される鳥取和牛のうちの20％程度が選抜されるため、年間販売頭数は400頭程度と見込まれているプレミ

アムな和牛となっております。

柔らかく、やさしい口溶けの「鳥取和牛オレイン55」を是非ご賞味ください。

肉匠はなふさでは「鳥取和牛オレイン55」をしゃぶしゃぶやカレー、煮物にも合う切り落としでご用意いたしました。

皆様の食卓がより良いものになるように願っております。

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